つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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幹部自衛官の「国民の敵」発言。看過できない理由/財務省セクハラ問題に引っかけて更に下らないこと語る者。

 お晩でございます。昨日に本来水曜日の仕事を終わらせたもので、今日はいつもよりは日程緩めです。最も明日が厳しい日程だから差し引き0ですが(笑)相変わらずのアレルギー反応には悩まされています。皆さんも気を付けて。今日もタイムラインお付き合いよろしくお願いします。

 その空いた時間を利用してとっとと必要な発言を書いていきます。

 幹部的立場にいる自衛官の「(野党議員を指して)国民の敵」悪罵投げつけ。報道後の反響も含めた反応に空寒いものを覚えました。

 「“非国民”の復活」。

 日本は一度、軍事と覇権主義を前面に押し立て、「大東亜の覇者」を気取っていましたが、結局は国を滅ぼしかけましたね。戦後私らが生きていられるのは帝国時代の戦争終わったからで、そうでなければ一億全滅するまでする気でいた。「一億玉砕」回避した日本は、その痛苦の経験から戦争放棄の9条を持ち、軍拡体制を拒否した社会を目指し始めます。ただ、帝国時代の支配勢力(いまの自民党)も残りましたから、逆流との闘いも強いられました。

 軍拡体制とれば…という経験から事実上の軍隊・自衛隊に対する視線は厳しいものがありました。自衛隊員個々、というよりは、常にその活動を拡大させようとする勢力とのつばぜり合い。「軍隊・実力組織の性格」を考えると優しい目線だけ向けられません。これまで時々の権力者が、手にした権力の象徴といえる「軍隊」を使い、どういう行為をして来たか。大義名分の下に市井の人を消耗し、その障害となる者を駆除してきた。

 言い替えるか。

 権力者の気まぐれで命が奪われてきた歴史をよう見ろよ、と。権力者が言い放つ大義名分。それに反する者には往々にして「妨害者を識別する標識(レッテル)」を貼りつける。今回の「国民の敵」にしても直に叩きつけられた議員だけでない、「権力者に従わない者」全体に拡げられる危惧を持ちます。

 これまでは東日本大震災の尽力もあり(消防組織の未整備や「総力注入」の事情もあれ)、暖かいものもあった自衛隊への目線ですが、こういう「支配者の道具に使われかねない危惧」もあるわけです。この部分も思い直して、モノを見て抱きたいと願います。

 安倍政権に反する・抗う言葉を放つと、すぐに「野党・反日マスコミは特権」云々語る安倍政権支持者がいますが、「あなた方には“特権”に見える“武器”持たないと、権力には対峙できない」わけです。徒手空拳で権力とたたかえます?3佐自衛官氏などが「謝罪」なるものをしていますが、実際ふっ散らかされた空気ご覧ください。形だけ言葉を放ち、事務的に頭を下げた行為で済まない被害を食いましたよ。こういう始末のつけ方されてふざけるな、としか言いようがありません。

 一部論説では「6月に総選挙をして圧勝すれば全てチャラ」なんて言も聞きますが「は」しか言葉ありません。いずれなんにしても「安倍政権が壊した日本社会の修復」を目指して歩く。それを第一義に考えること述べて項を終わります。

(後記)今日はもうひとつ「麻生太郎氏の“経済成長感じない人は運ないか…”発言」も触れておきたかったところですが、残念ながら物理的に無理で。いまは「セクハラ被害者はテレ朝記者」の報が来ていますが、早速「素性明らかにしろ」と安倍政権支持者。あなた方にくれてやるエサはありませんがな。

 かと思えば、百田尚樹氏(アカウントhyakutanaoki)は『なるほど!これから朝日新聞の女性記者に取材されたら、オッパイを鷲掴みしよう』ときたもので。ジョーク?皮肉?そんなんでない。「嫌いなやつを殴れればいい」が歯止め利かないくらいに酷くなっている。

 ヘッダーの写真に「希望を語ろう」という言葉を入れていますが、これだけ車廃棄のプレス機に押さえつけられているような(実経験はありません)状態でいると中々語れなくて。何とかね「こーであればいい」「これは乗り越えなアカン」てな部分で記事を書ければ、と考えています。

 4月後半に入っていきますが、いまの時間だと0℃近くに突っ込むのでタイヤまだ変えられませんね。皆さんお住まいの地域はどうですか。世相は荒れっぱなしの様相ですが、自身の中の「風通し」よくしてください。今日もお付き合いいただきありがとうございました。