つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ

です。 ランキング参加しています。 にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
人気ブログランキング

東京都迷惑防止条例に「報道圧力」、更に自民議員の愚行、同支持者による権利剥ぎ取り。たたかわなければ守れない。

 改めてお晩でございます。花粉症の症状悪化で対応する薬加わりまして、体鈍くなって大変です。そんで所用は乗りますが、それ以外は起きていられません。去年みたいにショック起こさないだけまだマシですが。あと1ヶ月頑張りますか。お付き合いよろしくお願いします。

◇まず、最初に入ってきた話で…東京都迷惑防止条例改定案が今日成立させられた、とのことです。危険性が露呈しはじめてからの行動で、共産党、生活者N、立憲民主、維新議員が反対に回りましたが都民F、自民、公明、民進議員の賛成となった模様です。迷惑防止条例そのものが、警察という強制力ともなった権力機構によりその力を与え、運用次第によってはその執行者を勘違いさせることもあります。賛成した議員は反対要請者に「警察は濫用阻止を述べている」と言っていますが、これは認識が甘いのでは、と疑問に思うものです。

 更に、この審議の際の第一党・都民ファーストの態度に苦言を。反対ないし疑問を呈する意見に対して乱暴なヤジを飛ばした、との記述がありました。元々同勢力は「小池知事の意を議会で体現するだけ」が役割で、都民有権者は従わせる対象と見ている節があります。ヤジの件を多く取り上げたのが「離脱者」ではありますが、それを抜きにしてもある種の緊張関係すら築けず「小池知事の意を議会で体現するコマ」にだけいるのは果たしてどうなのかと思うものです。少なくとも「自分と自分の支持者“以外”も存在する」くらいの認識を。

◇続いて、NHKの報道、ことに安倍政権が関わる部分に対しての圧力がかかっていた件について内部告発があったことを共産党山下芳生議員が紹介しました…が、毎度毎度毎度「同じこと何回言わせんの」という言説が。

 「内部告発はその出所を紹介しろ!」

 すればどうなるか分かって?

 

 長い人類史の歴々を経てセオリー化されてきたものは沢山あります。内部告発を受けた者はその身元をさらけ出すな、というのもそれ。理由?いちいち語ることですか?勿論、内部告発された方は血眼なって探すのでしょうが「組織防衛」でしかない。

 内部告発の記述があると、安倍政権支持者が一々に「はなしのせいとうせいもたせるためにだれがこくはつしたかしめしてから〜」と難癖つけるのは最早恒例行事となっていますが、こんなもんは絶対に応じてならないモノですし、応じればどうなるか?更なる譲歩迫られる。無論告発者の安全は脅かされる。

 内部告発とは違いますが、蓮舫氏の国籍・戸籍公開問題もありましたね。国政選挙に出ている以上クリアしているし、センシティブな情報が詰まっている戸籍を公開するのは危険性がありましたが、圧力に屈して公開に。でも、収まらなかったし、民進党破壊に至る緒にされた。

 森友問題でも安倍政権支持者による同種の攻撃はありましたが、朝日新聞ここは耐え抜いて問題追及の火を消させなかった。この対象を見るにつれ、言わせるのは勝手にせよ、鉄則を守るか否かでその後が決まるよな…と思わされます。

 圧力そのものについてですが、かねてから「安倍政権に都合悪い写し方が多いのでは」という疑問が出されていましたが、そうさせた仕組みの一端が明らかにされました。元々この手の圧力を武器にして政敵をはらってきた方々。検証が必要なのは当然です。

▽関連して、『「伊東さんは実は会社の金を使い込んでると内部告発がありました。今日でクビね。」で告発者、証拠出さないで納得できますか?』と極論を出してきてやり込めようとする方が現れたのでとりあえず紹介しておきます。物事の真偽の証明を誰がしろ、というのなら、権力を持つ強者がそれをしろ、と言います。この場合は、告発受けた会社・雇用者が関係する箇所を調べて証拠を示すべき問題です。

 

 

◇ここら辺だけで済んでくれればいいのですが、一旦バランス崩れると、あちこちでその弊害が。杉田水脈議員がアダルトビデオ出演強要に対峙するヒューマンライツナウを中傷、と。自身が何を嫌がっていまの道に来たか知りませんが、行きすぎ以前のろぐずぐね方ですね。本人の意見に対するもの以上に対する攻撃は厳禁です。ただ、杉田議員の立ち位置は、経済強者が幅利かす社会のなかでその是正を求める勢力を蹴ったぐる「尖兵」。かつては他勢力にいた杉田氏を公認し、当選確実の位置に置いた自民党も「水心に魚心」というもので責任免れません。

◇『自民・白須賀議員がマタハラか 自身運営の保育所看護師に 中日新聞 chunichi.co.jp』 →白須賀貴樹議員の所業が報道されています。早速看護師叩きが始まっているのが不愉快。支配者面ばかり頭に行き、人間としての何か棄てましたか。更に「不倫」の話も聞こえてきましたがもう追いきれません。

 「何をしようがかばってくれるし逃げ切れる」という思考回路の末がこういう増長を産み出したのか、と思うと安倍政権の災禍をはらうのは大変だ、と思いますがやるしかないです。

◇「森友」問題をかわすための1手法として使われる「他にも問題あるだろう〜」。その問題対象物は働き方改革から、環境問題まで様々ありますが、働き方改革議論の際に「所詮は野党を叩きたいだけ」で政府案に尻尾を降り、反対・懸念意見に罵声を浴びせた姿は生きている限り覚えとておきます。

 今日もお付き合いいただきありがとうございました。