つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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国会の質問時間について、数ヵ所出された「論点」から話をしてみた。

 季節は移り変わり、30℃代後半の猛暑と10代後半の熱意に包まれていた花巻球場も、いまや晩秋に向けての歩みを進めています。別ブログにも記載しますが、岩手アマ王座決定戦、高校野球岩手県1年生大会は共に延期。アナウンス聞こえたら延期日程紹介します。

▽性犯罪対応の刑法は変えられていましたが、「抵抗しなければダメ」というのはもはや改悪の部類。山口敬之氏の強姦事件検証で「強姦神話」というキーワードが出ていますが「抵抗しなければ同意」というのも、性質の悪い“神話”ですね。

▽総選挙から1週間経ちます。全野党の統一化されていれば、という願いはわからないわけではありませんが、それを旧態依然の「お前が一方的に降りろ」→「そうしなかったから自民補完勢力」でたまらない。12、14年の一本化強要と、16、17年の成立できた共闘と何が違うか。考慮を。

▽質問時間配分の件。

 与党支持者、あるいは野党への配分を減らせと述べる方は「反対ばかりしないで」「“もりかけ”だけするな」他のしていると反論すれば「それが一般の認識だ」。

 結局は誘導したいだけか。

 「反対する」「私物化批判」行為をさせないための。盲目的な与党支持者は、自らが野党時代に野党8になった経緯を「与党民主の内紛」とし、貶めに懸命だが、それでも自民が質疑時間を多く確保できたのには変わりないでしょう。なぜそう持っていきたがるかな?様々な要素を抜きに「ぼくのきらいな野党がこまればいい」を唯一の基準として「議席数に応じて」というが、議席多数は与党内調整と併せ「成立に向けた強力な力」。法律は全国民拘束…考えれば審議は野党多数が必要。

▽質問時間削減の議論中に「自民党が多数を得ているから質問時間も自民多数が当然。それが民意」と述べる賛成者の方々。国会で決まる法律は、その領域に及ぶ人全てを拘束する。それを考えたら「非多数派が持つ疑問」も見ないと、多数者による非多数派がの蹂躙に。

 そうすると次に出てくるのは「野党は対案〜」ですが、国会の審議は「提出された法案を、その施行形態がどうなるかを質問、議論の上で成立するか否か」をするもので、そこの場では「対案」を出す必要ありません。

 与党支持者がよくいう「だったらまともな議論しろ」。この中身を読み解くと、要は「安倍政権の絶対視。“逆らうモノの見方”は許さない」でしかない。翼賛質問だけが彼らにとっての「まとも」。それとは違う目線入れるのが国会なんですがね。

 これを言い出したのが12年初当選組。名誉挽回のつもりでしょうが、名誉返上(したら?)と言いたくなる愚行。加えれば、なぜベテランの面々は唯々諾々と従う?叱りつけなければならない場面なはず。既に「審議しなくても採決に持っていける」だけの力持っているの忘れるな。

 いま社会科・公民科がどう学ばれているかつかんでいませんが、未知(無知では失礼な意味にもなる)・誤解も多くあるので、そこは解しながら、質疑時間始めとした更なる野党潰し、反安倍潰しには抗います。