つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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総選挙2017−現選挙制度形成の歴史と一本化強要。「選挙区と比例区でどんな選挙活動ができるか」の比較を下に。

 今晩は。

 ひとつは「小選挙区でたたかわないとどんな形でマイナスの影響が来るか」。一人しか当選しない小選挙区の候補擁立で、「裏自民」だ「自民補完勢力」だ言われます。下の写真で小選挙区比例区、それぞれの候補者ができる選挙活動を記しました。個々対話やら電話については省略します。  f:id:b-itoh1975:20171016024212p:plain

 そもそもとして、90年代前半の選挙制度改編は、それまでの中選挙区制小選挙区主体にするもの。革新勢力の押さえ込み、破壊を目的とした公選法の締め付けは、数々の選挙・政治活動を禁止に追いやり「資本を持たざる者」の発言を押さえつける性格を有していました。幾度「共産党が使った戦術」が禁止されたか。度が過ぎてしまい「これ以上の禁止化は言論の自由の破壊につながる」と、99年あたりの「政党機関誌宣伝の拡声器使用禁止」以降は手段の封じ込めを目的とした改悪は行われないできました。

 改悪と言えば、小選挙区主体の選挙制度改悪にも。90年周辺にリクルート疑惑など、自民党政権による社会私物化が甚だしい状態に。そのなかで「政治改革を」との声が上がりましたが、それは「政治家と資本家の癒着防止」ではなく「二大政党の構築」で晴らそうというものになりました。

 先にも言いましたが、その時権力者層が狙ったのは「革新勢力、ことに日本共産党の除去」。社会・公明・民社(いまで言えば社民・公明・民進右派→希望)路線→非自民政権と自民党の二大政党形成の狙いとあわせて出てきたのが小選挙区導入。早くからこの危険性を示してきた共産党の踏ん張りもありましたが、94年1月に強行。選挙制度のみならず、選挙でできることも「小選挙区」中心に設計された中で、二大勢力と組まない共産党が議会内で生き残るために使った戦い方が「比例中心に」でした。

 当初(選挙は96年10月)は東京選出の松本善明さんを比例東北に(高橋千鶴子さんが名簿3位、17年3位の吉田恭子さんは高校生)、大阪選出の正森成二さんを比例中国、吉井英勝さんを比例九州に…と驚く国替えがありました。

 閑話休題共産党小選挙区でも、という思いもあるから、穀田さんや池内さんのような重複立候補という戦い方もしますが、それが厳しくても、宣伝手段もですし、選挙報道が選挙区中心でされている状況のなかで存在感示さないと「共産党のやりたいことが伝わらない」わけです。今日の岩手日報で、小選挙区候補者に主な施策を聞くという記事が載っていました。岩手で候補を立てているのは自民党3、希望2、小沢氏に共産党の吉田恭子さんのみ。つまり、自民党希望の党共産党しか表題に乗らない。

 「小選挙区の一本化」にこだわる人には「全部下ろしても」との意見も出るでしょうが、こうした形で「使えるものは全部使う」んでなければ、自らの意見を代表する人を国会に送り込めないのですよ。まして表に書かれた以外の行為は「選挙違反」とさせられる割合多い「べからず」公選法ですからね。

 それでも16年参院選、今回総選挙のように約束ごともできれば選挙協力もできる。その大きい塊を、理由の如何問わず壊し、小池百合子氏の元に走ったのは前原氏と希望の党に行った人たち。「希望も入れた一本化」求める人らが「実は第2の“踏み絵”があって、そっちは優しいもの、立民や社民などに受け入れられるものだから一本化を」と述べていますが、「なぜ今?」「それでも百合子氏踏み絵承諾したのには変わりない」で片付くもの。「第2の踏み絵」云々以前に、それまで積み上げてきたものを壊してくれたその行為がすべての話です。それに対しての壊された側への説明なり何なりがない限りは間違っても組む気になれない。寛容とかの前に、人間としての最低限の常識踏まえて、いう話です。

 土曜日分の記述でも話しましたが、「“野党”増えても共産党なくなったら話にならない」。協力して共存共栄前進しました、ならともかく「意に沿わぬところに力を持っていかれ、自分等の意思通すルートを無くす」のだけは断固御免です。

 最後は「一本化強要論」の部分の話になりましたが、今項では

1)現行制度では小選挙区でも候補を出さないと宣伝もできず、存在感無くす。

2)=して、現行制度のおかしさに気づいていただきたい

 を主旨に書きました。このあとは「経済問題と“国家の株式会社化”は違う」部分に触れた記事を書いていきたいのですが体力持つやら…。まず、今項お付き合いいただきありがとうございました。

※総選挙については特設カテゴリを置いています。

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