つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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提案権、議員除名…新手の「一本化強要論」に示す現実。/「鼻をつまんで」に注文/週刊現代の記事。伸長は自らの行動で。

 今晩は。
 総選挙期間をいかがお過ごしでしょうか。私ですか。この通り無事に生きていまして。急に仕掛けられた“ケンカ”ですからね。それに坑して力持とうと思うと、どうしても無茶を利かす必要があり。ここで得る“力”が、今後4年の政治戦に影響しますから。何としても機会は生かしたい。

 岩手では今日発売の週刊現代では「最終予想」と銘打った記事が掲載されていましたが、そこでは「共産党9」。選挙区名簿でも京都1区の穀田さん、沖縄1区の赤嶺さん以外は記載なし(一騎討ち区でも)、2人も「“野党”で票が割れて与党の圧勝」。まあその冷遇には呆れさせてもらいました。それ自体が既に平等逸脱した(選択肢に含まれない)書き方なんですが、ね。
 ただし、主体的取り組みが為されなければこの予想以下もありうるわけです。14年前はくそ下らないビラで一気に冷やされてくれましたし、盛り上がる空気を実効性あるものにせなあかんいうのは強く思うところです。

 そこで今日のメーンエクスプレッション。「新手の“一本化強要論”」という所で話かたりすることにします。
 まず、本題に入る前にですが、今回の選挙戦でキーワードになっている「戦略的投票」。それを表現する際に「鼻をつまんで」という言葉ありますね。あれ、嫌いでして。私も最推薦者、てことで東北の比例は日本共産党岩手県内の選挙区は1区吉田恭子さん、2区久保幸男さん、3区菊地幸夫さん、4区高橋こうきさんを薦めていますが、最後決断するのは本人の意思。それを汚すようで嫌なんです。だから私は使わない。最近では「息を止めて鼻をつまんで」なんて形容詞も出てきましたが、どこまで“発展”しますか。以前皮肉で使った心筋梗塞まではご勘弁願いたいです。

 “一本化強要論”の新手で使われてきているのが、「共産党議席増やして提案権得ても即蹴られるだけで役に立たない」あるいは「共産党だけ伸びても自民党3分の2とらせたらすぐ全員除名される」。このふたつ、根はひとつとも言えますが順番に。

 まず提案権無力論。
 共産党は現状議会多数派ではないですが、現実にあり、一定の衆目を集める問題を無視することは、よほどの阿呆でもない限りはできません。労働者の働き方・働かせ方の問題でも提案権を行使。厚労省も思い腰をあげ、ブラック労働を生まない施策に動いた―直接ではないにしろ、やり方を変えることには成功したわけです。岩手県でも議会勢力比約5%(ぶっちゃけ2人の共産党議員)など多数派ではない所の提案から県議会全体の認識を勝ち取り、政治を動かした事も少なからずあります。

 もうひとつの「議員除名」問題。ナチスドイツが昔やりましたね。共産党全部を国会から追放、てことを。理屈上では3分の2を持っていればシャンシャンと強行することもできるのでしょうが、それをやれば相応の反撃、あるいは復讐、リアクションを食らうことになるでしょう。それもなければ「そういう政治が有権者の総意だ」と思うしかありません。

 一般的な常識を持っていれば、国会という場でガキみたいな認識振り回して「あいつの出すの全部否定だ」とか「あいつ嫌いだから全部追い出すんだ」といった行動はできるわきゃありません。議案なら遡上には乗せるし、議員身分に関して言えば簡単に奪われていいものでないくらいはわかるはずです。それすら分からないのであれば、そんな勢力は引きずり下ろせばいい。それだけのことじゃないですか。

 一本化強要主義者はよく「最後の戦い」などといい、危機感を煽っては追い込み漁よろしく民意をかき集めるのに力を入れますが、ではその勢力がどれだけ普段から苛政に対する様々な運動に関わっているのか。その実態がなければ選挙用の文句でしかないのでは、と思うわけです。

 以上4点、選挙活動に関わってのあれこれを書いてきました。しばらくブログ本体を見ていないので、明日からの3日間のテーマ選定に支障きたしていますが(←それは筆者の頭が足りないから)そこは明日整頓して残り4日、リアルでもSNSでも意見発して参ります。