つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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国会が始まると毎日が「傷口に辛子」塗り込まれる日々。それでも投げ出し厳禁で。

 今日に始まった話ではありませんが、毎日毎日安倍政権閣僚による「誠実なんて言葉知ったことでない」という言葉が行き交い、たまに謝罪したかと思えば「当事者には謝罪しない棒読み」ときたもので。毎週のように見るようになって4年くらい、毎日のように見るようになって2年くらい経ちます。もうね…削られますよ。精神が。

 「味方」はいいでしょう。害なくて。

 「味方」でない人にとっては毎日傷口に辛子塗り込まれているようなものです。単なる正否ではこんなんならない。いちいちいちいちに嫌がらせを混ぜ込んでくる。イラつくことを入れてくる。必要以上の。そうすれば「当方」は怒るから、「先方」もより怒る、と。これを何年単位もすりこまれれば、壊れますわ。

 同時に、「従うものには手厚く」。個々の人間関係ならいざ知らず、全国民、市民に影響及ぼすポジションの人間が、これ見よがしにそーいう行為をする。森友・加計しかり。母子手帳のデザインしかり。拙稿では度々の記述で申し訳ありませんが、人間は、歯止めかけないとどこーまでも落ちていくものだと、特にここ数年感じさせられています。

 加えて何をしても甘やかしてくれる“サポーター”もいるから…では済ましたくないですね。めげずに頑張ります。

「1910年の朝鮮支配執行はあくまでも“併合”。植民地化ではない」と言い立てる様に持つ違和感の正体は「いじめ正当化の詭弁」。

 金曜日、盛岡で行われる行事に移動している最中に聴いていたラジオでは「韓国での徴用工裁判」に関する論評が為されていました。その中で解説者氏がじっくり、じっくりと念押しするように述べていたのが「日本は朝鮮を植民地に置いていない。あくまでも朝鮮に求められて併合しただけ」。何かの罪悪感から逃れたいのでしょうか、としか思えません。

 「朝鮮を配下に置いた」行為が植民行為でないととるのは無理でないですかね。征韓論の存在、朝鮮王妃の殺害、朝鮮国内の庶民の反乱(東学党の乱)に対する介入と殲滅。東学党の部分は当時の朝鮮支配層の依頼もあったのでしょうが、朝鮮半島を支配したいという「欲」があったのはたしかで、それを「朝鮮に原因あるんだ」という方向で“空気”をつくって−この場合は「朝鮮からの要求」−為したのが「〜併合」なんでしょうよ。

 もうひとつ。徴用工の問題は1965年の日韓基本条約で解決済みだ、という言い分。これも「いじめ正当化の詭弁」でしかないな、と思うものが。「国家あるいは個人請求権」の部分で話かたりされていますが、それ以前の部分もあるのではないかと。

 まず、戦争後20年経っていたとはいえまだ戦時中の当事者は生きていたこと。

 次に、当時の社会が「市井の市民が発言を自由にできていたか」。80年代までの非民主制状態もそう。日韓条約では金銭も動いていたようですが、それに目がいった当時の権力者が黙らせていた部分もあったのでは。

 大きくは2点あげましたが、国家だったり、社会の同調圧力だったりで「揺るぐない状況を踏みつける」の図が幅を利かせて「詭弁」を基に黙らされるの構図は乗り越えないと、また別なところで牙をむく。今回の件も共産党赤旗以外は「韓国敵視」でモノを見ているのが気にかかります…というか障ります。

 もっと書けば「種族云々以外の人間としての正義」からの視点はないのか、という思いもありますが、そこまで記そうとすると冗長(ここまででも大分冗長ですが)になるので、とりあえずここまで書いた部分で考えの参考になればと願い文を閉じます。お付きあいいただきありがとうございました。

PS 低レベルの駄文?

 「そんなのしか書けない」とわかってこちとら文を書いています。何か意思示したければご自身でどうぞ。

「20条裁判をたたかう岩手の会」行事参加。20年すすめられた「正規・非正規雇用格差」が生み出したゆるぐなさを改めて感じるものになりました。打開図る行動を、です。

 お晩でございます。
 先週末は体調不良で行事前キャンセルと散々な状態にしてしまいました。その調整のために薬が増えてしまう始末。ざまあないです。その反省から「必須には万全の状態で臨めるようにする」で対応してようやく参加できたのが金曜日の「(労働契約法)20条裁判支える岩手の会」行事。

 私が高校時代のころ(1990年代当初)は、雇用といえば正社員が当たり前で、フルタイムで働けない事情がある人が非正規・パートというイメージがありましたが、それが変わったのは1990年代半ば。当時の経済界が「一部の幹部社員、少数の専門的社員、大多数の使い捨て社員」を労働者の雇用形態にしようと動き始め、その結果が「同じ仕事をしていても、雇用形態(正規・非正規)によって待遇に著しい差がある」状態を生んでいます。労働契約法20条「期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止」を基にしてそれを正すべ、という裁判が各所で戦われています。

 別な業種で行われている裁判で、ある程度の是正が勧告された判決もありますが、一方で「格差是正しましょう」という言葉で正社員のほうの待遇を下げるという事態も起きているという話も。この日千葉からお越しいただいた原告の方は「40代になるまで組合活動をしたことがない」そうですが、同僚が病気になった時に不遇の目にあったことがきっかけで手探りで組合支部を立ち上げ、いま原告として頑張っています。

 労働者を雑に扱い、目先の銭っこのために疲弊させ、労賃も渋って「次に労働する力を失わせる」様な行為が幅を利かせるのに納得できない思いがあります。総会で(図々しく)「自身は普通の人の就業ができないから、それができる人がすごいと思っている。労働者がいなければ社会回らないのにそれを蔑にするのは許せないからこの裁判もしっかり見届けます」と言葉を置いてきました。

 今回の行事は予定外の参加でした。二週間前の機関紙教室参加時に約3年ぶりに会った組合員の方と話かたりする中で「伊東さんもぜひ」とその組合の岩手代表の方と熱心に誘われての参加でしたが、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
 今週末、来週末は参加する行事が変わったりしますが万全で臨めるように努めます。お付き合いいただきありがとうございました。

PS 今回は写真なし、行事を報告する

を紹介します。

 

 

高市早苗氏が出したという「議会改革」なるものは、「議会は政府の追認機関」にさせるものでしかない。含めて「社会私物化」行為に強い危惧を持つ。

 報道を聞いてたまげましたね。いわく「政府提出の法案を優先的に扱い、その他は“余ったらさせてやる”」とな。つまり、自分達のやりたいことだけやる、自分達が脅かされそうなものは最大限回避できるようにする、ですか。

 はははははははは笑わせるなよ。

 自分達がやりたいことだけやることの悪質性はこの字面だけで十分ですが、それ以外を質疑させないようにするというのも相当に悪質です。何故なら、与党あるいは多数派が取り上げない「不都合な事象」が議題にのぼらなくなるから。一例あげればハンセン病ありますね。その患者のむごい扱いと共に国政の議題にあがったのは1940年代後半の共産党議員の質疑からです。「政府提出の法案以外は時間あまったら〜」では議題のることはありませんでしたね。

 「少数派ごときに頼まなくとも本当に必要な議題であれば与党様は議題にのせてあげるからそんなもの必要ない」なんてのも返礼で来そうですが、そうするためにどれだけの労力要りますかね。まして「正当性を盾に負荷をかけている当事者」に。ぶっちゃけ言えば殴りつけている人に対して「殴るのをやめてください」言いにいくようなもの。

 ここまであげた事例だけで「政府提出の法案以外の審議」を封じることの愚かさを認識いただければと思いますが、安倍政権による「社会の私物化」は止まるところ知りません。質疑時間を与党寄りにしたのが今年はじめでしたか。実際の運用でも答弁を引き伸ばして時間を潰す。それで怒って時間超過承知で異議となえれば指をさして「ルール違反はいけませんよぉ」ときたものだ。

 私物化の度が過ぎて、回りが見えなくなっている。嫌なことは踏み潰せばいい、でずっとことをなしてきた結果がこれですか。ほんだから「安倍政権倒せ」は政策以前の社会破壊を防ぐ意味でも為さねばならないこととなっています。

 いささか冗長な書き方になりましたが、高市私案そのものと、それが映し出す背景・危うさを記してきました。お付き合いいただきありがとうございました。

安倍首相「立法府の長」…ここまで来ると確信犯。更に完全冤罪の「枝野“お祝い”」持ち出して擁護する輩には軽蔑の眼差ししかくれてやるものはない。

 安倍さんね、自分がついている要職がなんのためにあるか、というのは認識してくださいな。それともわかっていてイラつかせるためにわざと発していますか?行っている政策以上にイラつかせる行為は勘弁していただきたい。

 加えてその支持者。「安倍さんをかばいたい」「安倍さんを叩くやつらが許せない」は結構ですが、誰がどう考えてもあり得ないことを「やった」と言い募るのは見苦しい以外の言葉がありません。こっちは明らかな確信犯ですからガッツリ「ええ加減にせえや!」とぶち怒るだけでいいでしょう。

 国会審議が始まってヤジの掛け合いのごとく様々な言葉が行き交いますが、目の前に現れた言葉に焦点があたり、それに影響されることも考えてモノを見ていきたいものです。

生きることに必死で、「殺しにかかる」者に対して寛容にはなれません―クレカ・キャッシュレス問題で起こった理由。

 こんにちは。皆様はいかがお過ごしでしょうか。気がついたら11月なっていましたね。朝の仕事はウインドブレーカー着ないと仕事になりません…というか動けません。朝の気温は一桁 なりましたからね。慣らしていきましょ。

 私自身はまだ43歳(予定)ですが、人並み以上に生存することそのものに気を遣わなければならず、様々に求められている事象をまとめてクリアするためには他の人のいう「当たり前」を投げ棄てないとわんないものもあります。今夏以降は行動がスローモーになった…正確に言えば「周りの時間が早く過ぎ去ってしまう」。これには悩まされます。

 こんな人間が普通の会社に勤務できるわけなく、そうなると=で「普通の人の当たり前」ができなくなる。できることあるのとないのと、それ自体は「しゃーない」思っていますが、そこを超えて首を絞めにかかるのであれば―言い替えれば『生きることを許さない行動』に出るのであれば、それに対しては激しく牙をむかせていただきます。先日、クレジットカード・キャッシュレス社会に対して怒っていたのもそれ。一部先進者の「持てないやつは死ね」と言い放つ行為に「黙って殺される趣味はない」と思うものです。

 元々産まれてくる予定でなく、母の逆ギレで産まれ出てしまいましたが、こうして生きている以上「殺しにかかる」行為には断固として跳ね返しに行きます。お付き合いいただきありがとうございました。

様々予定組んでいましたがキャンセルする事態になりました。

 おはようございます。

 10月半ばに様々予定表を組んでいましたが、喉の調子が悪く、実のところ言いますと仕事・家事以外は半日横にならざる得ない日々を過ごしています。そんなもので、参加行事は思い切り削らざるを得ない状態に。第三週に大船渡行ければいいですね、というのが現況です。

 持ちますかね、来年。

 持つように頑張ります。

「余命三年」名乗る者の所業がNHKにも取り上げられる。主張も問題外なら、その過程で『他人を道具のように扱う』行為も問題外の下の外。ガッツリと行きましょ。

 とうとう公営放送NHKにまで放送された「余命三年」氏の行動。他人に行動を働きかけながら、自身は「動けば不利を被る」ことを分かっているから動かず、インタビューに対して「自己責任」と突き放したその様子には、近年「きれいごとなんぞくそくらえ」と行動し暴れまわっている維新勢力などの新自由主義者や、「安倍政権支持至上主義」の行動右翼者が持つ「薄情さ」が見えるものとなっています。

 ガッツリと、やったことのペナルティは食らうことですな。

 なお、拙稿では「余命三年」氏の行った主に3つの所業について批判の記述をしました。大した影響は与えられなかった記事です。どうぞ笑ってやってください。(リンク先の記事からさらに2つ『在日外国人滞在』『外患誘致罪』の記事に飛ぶことができます)

benitoh96.hatenablog.com

福島県知事選。得票率90%声の結果に−「不条理叩きつけられても沈黙させられる社会」にはならないでいただきたい。

 得票率91%に供託金没収。「共産党のひとり負けざまあみろ」うん、ぬんと。まあ、状況が状況で、出口調査もほとんど緑一色(内堀氏)、共産党支持者でも半分そうなってしまった。長い社会変革の運動の中には「バカを見る」しかない局面でもたたかわなきゃならないから、今回選挙ではその目が出てガッツリいってしまったのだと…悔しいのには変わりありません。

 悔しいのには変わりありません。

 状況がまるきり違うのは承知で、ひとつ持っている不安吐かせてください。

 一ヶ月ほど前に沖縄県知事選挙を記した記事でも例にあげた「六ヶ所村」の話。原子力発電施設に関わる賛否が、ある時期までは激しく別れて争っていたのが、ある局面から反対派が完全に折れてしまって賛成派一色に。その賛成派も積極な賛成派ではなく「無気力になり“どーとでもなれ”」状態。で、だれが一番得するかいえば「不都合押し付けた人間」。

 ひるがえって福島県。大震災・津波だけでも相当に心身痛め付けられ、復帰に至るまでゆるぐない思いをしたのは、私も大船渡を見ているからわかります。福島はプラスして原発事故・放射能の影響。誰も経験したことないしどうなるかわからない、生活には多大な影響が。この向き合い方には様々なギザギザ模様があり、鞘のあてあいや人間関係の破壊もあったと聞きます。

 それらの行き着いた先が「どーとでもなれ」ならば、寂しく、悲しいものがあります。

 今回の選挙戦、投票された方の民意反映は下記の通りとなりました。■→内堀氏 □→町田氏など3氏、ここでは一箱得票率10%。

■■■■■■■■■□

 …では、全有権者単位に直しましょうか。

 ×→投票棄権者、ここでは一箱有権者5%

■■■■■■■■□×

××××××××××

 前回選挙の熊坂さん得票率18%で…今回は内堀氏非支持者まとめて、8%。この通りの結果となってしまいましたが、内堀氏や同氏に与した人たちが「しっかりとした対応」してくれるのか。同支持者含めて福島を押さえつけられると判断し、無理難題ぶちかますようなことをされたときに、それを跳ね返せる心根は維持していただきたいと願いまして項を終わります。

PS→そういう意味で県議伊達区補欠選挙で大橋さんが4割の得票を得たことに希望を持ちます。

PS2→どの局面でも述べていますが、例え支持率が9割越えようが、調査上100%になろうが「反対派は黙れ」には絶対に従えません。

10月28日に行われた選挙の結果から−特に福島県知事選について雑感。「割を食った」?上等だ。

 今日は。まずは昨日行われた各地選挙ですが

 ・新潟市長選→落選

 ・福島県知事選→落選

 ・福島県議補選→伊達区で落選

 ・青森市議選→6人当選

 ・遠野市議選→当選し空白克服

 …となりました。市長変更後横暴に磨きのかかる青森市政で確と対峙できる議席を維持できたのと、議員がいなくなっただけで「旧態依然」に戻った部分もある遠野で議席を復活できたのは、要求実現の運動にプラス。一方で新潟、福島の首長選挙では各々の“キズ”を埋めきれず悔しい結果となりました。

 「圧倒的な力の誇示で抗う気力を失わせる」のも戦法のひとつらしく、片方では市民と野党の共闘に悪罵を投げつけ、片方は一勢力を除いて全部を囲い込んで、判断する人の気力を折った。正直、町田さんが立候補しなければ何も考えることなく選挙期間が過ぎたでしょう。

 「一番割を食った」かもしれませんが、時々の勢いだけでない長い政治戦で見たら通過点のひとつでしかない。「得票率91%の内堀氏」以外の意志が蔑ろにされないように、大震災と原発事故で大きく壊された福島県政を見ていきます。

 ああ、そうですね。

 私、その昔その昔約20年前に、当時の政治勢力全部現職にくっついて、それを向こうに回して10万対70万に持ち込んだ選挙を経験していまして。その時は当時の当選者になめた口を利かれましたが、20年経って、当時の落選候補者は、議員ではありませんが見た目以上の激しい情熱燃やして大震災、市民と野党共闘など各課題に尽力されています。

 「負けたら終わり」じゃねえんだよ。